コンテストで入賞しても集客に苦しむトレーナー

運動指導者のためのKindle出版プロデューサー 荒井 智史です。

事業を軌道に乗せるには、お客様に響く実績が大切。
実績というと、ボディメイクのコンテストで優勝しました！というのを掲げているトレーナーや、自身が脱いでいる写真を使っている人は多いです。

もちろんあなたが同じように大会に出ている人、これから大会に出たいという人をターゲットにしているならそれでもOK。
しかし、そうではない一般の人をターゲットにしているなら注意が必要です。


何故かというと、悲しいことにコンテストで優勝しているトレーナー＝いきなり厳しいことをさせられそう、脱いでいるトレーナー＝気持ち悪いと世間一般からは思われているからです。

私はお客様からお問合せがあった時は、『なぜ色々なトレーナーがいる中で、私にしたのか？』を聞くようにしています。

そこで多いのが、
『コンテストに出ているトレーナーは体育会系すぎて嫌なので、荒井先生にしました！』
『コンテストに出ているトレーナーだと、無理やりキツいことをさせられそうなので、荒井先生にしました！』
と言われる事です。

これはターゲットによりけりですが、私の場合はコンテストに出ていないことが逆に選ばれる理由となっています。

また、私のビジネスのメンターであるお方が、ホームページの写真で脱いでいるトレーナーと脱いでないトレーナーどちらに指導をしてもらいたいか？というのを一般女性たちに向けて調査をしました。

その結果、９割以上の女性たちが脱いでいる写真のトレーナーからは指導を受けたくないという回答を得たのです。

このように、あなたが実績だと思っている物でも、お客様から見て実際に実績と映っているかどうかが大事なのです。

例えば私はブラジリアン柔術という格闘技で関東大会優勝の経歴がありますが、プロフィールにはそのことを載せていません。
何故ならターゲットとなるお客様から、『恐い人』と思われてしまう可能性があるからです。


このように、あなたのターゲットはどんなお客様か？を想定して、出すべき実績・出さない方が良い実績を考案していくのが望ましいでしょう。

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